クラッチフリー警告灯点灯

参考資料　整備書　回路図　配線図を基に点検

クラッチディスクの摩耗

クラッチフリー警告灯が点灯する条件としてくれっちフリーシステムが故障もしくはクラッチディスクの摩耗が考えられる
スレーブシリンダーのプッシュロッドの突出し量よりディスク摩耗と判断
クラッチディスク交換　初期学習を行う

クラッチディスク交換
目視による
スレーブシリンダーのハウジング先端に対するプッシュロッドの突出し量からクラッチディスクの摩耗量（目安）が把握可能
ブーツを外しハウジング先端よりプッシュロッド先端まで長さを測定する

クラッチディスク新品時　約45mm
完全摩耗時　約28mm


クラッチフリー初期学習
クラッチフリークラッチトルク点位置調整学習
�@ダイアグノシスコネクタ11番端子と4番端子とショートさせ　エンジンを始動させる
�Aアイドリング回転数が約575rpmで安定するまで待つ
�BクラッチフリーシステムがONになっていることを確認する
�Cパーキングブレーキをしっかりかける
�Dブレーキペダルをしっかり踏む　なお学習中は踏み続ける
�Eギヤをニュートラル位置にしリセットスイッチを操作する（警告灯点滅）
�Fクラッチを操作せずギヤを2ndに入れる
�Gクラッチフリー警告灯の点滅が終わる
�Hエンジン回転数が30〜50回転がさがり学習を完了する
�Iギヤをニュートラルにしてブレーキペダルを放し　しばらく放置する

クラッチ位置学習
�@DLCカプラ１１番端子と４番端子ショートさせギヤをニュートラルにする
�AイグニッションSW ONし警告灯が消灯するまで待つ
�B警告灯消灯後３秒以内にブレーキを５回以上踏む
�Cブザー音がして学習完了